先日新たなチーム体制が発表された「KYB MORIWAKI MOTUL RACING」は、7月10日から3日間あった公開合同テストを無事終了。初日に行われたプレスカンファレンスでは、森脇護総監督から優勝にかける意気込みが語られた。

鈴鹿8耐仕様の「KYB MORIWAKI MOTUL RACING」マシン。サイドカウルに「KYB」のロゴが新たに加わった。

「KYB MORIWAKI MOTUL RACING」として2018鈴鹿8時間耐久を戦う3人のライダー。
左からDan Linfoot選手、高橋裕紀選手、清成龍一選手。昨年と顔ぶれは同じだが、今年は第3ライダーのLinfoot選手も決勝を走行する予定。

「KYB MORIWAKI MOTUL RACING」のプレスカンファレンス。左からKYB(株)モータースポーツ部小倉秀昭部長、KYB(株)石川実執行役員、KYB MORIWAKI MOTUL RACINGの森脇護総監督、高橋裕紀選手、清成龍一選手。

高橋裕紀選手はピレリタイヤが用意した決勝用タイヤを一つ一つテスト。

データロガーではわからない、ライダーとしての評価やフィーリングを細かくスタッフにフィードバック。

清成龍一選手は同じタイヤで周回を重ねるロングランのテスト。

本番の決勝ではロングランのアベレージタイムが重要。昨年からの課題にチーム一丸となって取り組む。

昨年から変更されたレギュレーションにより、エントリー全選手のベストラップを平均したタイムが公式予選の順位に反映されるため、Dan Linfoot選手も本番までに少しでも多く走り込みたいところ。

イギリスロードレース選手権(BSB)はピレリタイヤワンメイク。ピレリに慣れているLinfoot選手は周回ごとにラップタイムを縮めていた。

「KYB MORIWAKI MOTUL RACING」の合同テスト3日間総合結果は19番手タイム。チーム単位では11番手タイムだった。
2018年の鈴鹿8時間耐久ロードレース選手権は7月27日(金)が公式予選、7月29日が決勝。モリワキらしい戦いを期待しよう。