【2014年体制発表】
2014年は全日本ロードレース選手権のJ-GP2クラスに、モリワキレーシングチームとともにチャンピオン獲得を目指します。
変わらぬご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
(以下、MORIWAKIプレスリリースより)
モリワキレーシングは、2008年以来となる2014年度全日本選手権ロードレースシリーズへのフル参戦を決定致しました。参戦カテゴリーはシャーシコンストラクターとしての挑戦価値が高い「J-GP2」とし、世界選手権ロードレースグランプリ、モト2クラスで熟成を重ねてきたモリワキ製MD600をJ-GP2用にモディファイし投入致します。本プロジェクトは、強豪揃いの全日本選手権ロードレース選手権に参戦することによって、弊社のレース部門を強化することを大きな目的として設定しています。

モリワキMD600の更なる開発と評価を高いレベルで実施するため、また世界グランプリでの経験とライダーとしてのポテンシャルを評価し、高橋裕紀選手(29才)の起用を決定致しました。使用するエンジンはホンダCBR600RRをベースにしたJ-GP2仕様で、高橋裕紀選手と共にシリーズチャンピオンを目指します。 モリワキレーシングの活動やレポートは、随時弊社のホームページ(http://www.moriwaki.co.jp)やフェースブック(ID = moriwakimd)に加え、随時発行するプレスリリースにおいてご覧頂けますので、皆様のご注目とご声援を頂ければ幸いです。
【高橋裕紀 選手・コメント】
まず、久しぶりに全日本選手権にフル参戦できる機会を与えて頂き、モリワキレーシングと関係者各位にはとても感謝しています。結果を出していくことはもちろんですが、モリワキMD600のポテンシャルを最大限引き出して行けるように精一杯頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。マシンについては2011年、2013年の2年間一緒にレースをしたこともありますのでモリワキMD600の開発の方向性は信頼していますし、エンジンも扱い慣れたホンダCBR600RRがベースなので、強豪揃いのクラスであることは分かっていますので緊張感を持って挑みますが、初戦から表彰台を狙っていきたいと思っています。

【森脇護 代表・コメント】
モリワキのMD600プロジェクトは、世界に通用するレーシングシャーシを目指しているだけでなく、日本の「モノづくり」を後世に伝えていく為のライダー育成、そして関係するスタッフの育成を目指しています。勝負には二種類あると思うのです。ひとつは「参加するゲームに勝つ」というアプローチと、そしてもうひとつは「自分自身に勝つ」という勝負です。大企業や特定の加工に特化した専門会社と技術力を比較したとき、モリワキもいいところまで来ていると自己評価している一方で、まだまだのところも多分にあります。その現実を悲観せず、むしろ伸び代と捉えてしっかりと伸ばすことで、世界一のモノづくりを自分たちの手で勝ち得たいと考えています。
高橋裕紀選手については、私達のモノづくりに対する冷静な評価と、真のマシンの性能を発揮してくれるポテンシャルを持った経験豊富なライダーと評価していますので大変期待していますし、彼の高いレベルの要求をチームがしっかりと受け止められる体制づくりにイチから取り組んでいきたいと考えています。

【記事掲載情報】NEWS「高橋裕紀がモリワキからJ-GP2に参戦! 」 - SUPERBIKE.JP
【記事掲載情報】裕紀、来季モリワキとともに復帰|全日本ロードレース選手権(F1 EXPRESS トーチュウ)